外国の投資家が増える韓国

昨日の“アジア経済”を見ると、外国の投資家は、アメリカやヨーロッパ等のグローバル先進国家から、韓国をはじめ、中国、台湾等のアジア先進国家へ、投資の方向性を転換しているという記事が出ていました。

確かに、最近の韓国の経済を見ていると、一週間前にはOECD加盟国の中で最も経済回復が早い国という評価を受けていますし、韓国の株式指数であるKOSPI指数も1400ポイントを回復し、サブプライム以降の下げ幅を取り戻しています。昨年10月以降に株買ったり投資信託買った人は、すでに損失を取り戻していますからね。

為替レートの韓国ウォンの安値も最近は少しずつ回復して来ています。ただ、サブプライム以前の状態からするとまだ、安いですが、それでも最悪の状態は抜け出たと言えるでしょう。勿論、ウォン高の影響は日本等の外国観光客が減っており、明洞などに日本人観光客がほとんどいなくなったという影の部分もありますが、全体としては正常値を取り戻しているといえるでしょう。

数日前に出された韓国経済指数も7年ぶりにすべての経済指数がプラスに転じたといいますから、ファンダメンタル的にも底値は付いたという雰囲気であるのは事実です。

勿論、問題が全くないわけではなく、今年に入ってからも3月危機説があって、日本でも知っている人は多いと思いますが、それは何とか乗り越えたわけですが、今も北の核問題等のリスクがあるわけですが、外国投資家は今年に入って株式と債券を18兆ウォン以上買ったといっています。6月5日まででその内訳は、株式が10兆ウォン、債券が8兆5千億ウォンです。

月別で見て見ると、1月が8千億ウォン、2月1兆ウォン、3月3兆4千億ウォン、4月5兆ウォン、5月6兆ウォンと上昇傾向が続いています。

専門家筋によると、韓国為替市場の安定化、企業利益モーメンタムの改善、中国経済浮揚効果、IT,自動車市場に対する支配力強化が、韓国市場を肯定的に見ている理由だと分析しています。また、外国人は新興市場の中でも韓国と台湾を同じように見ていますが、特に韓国はIT分野がより優れているという判断で、より魅力があると判断しているようだと付け加えています。

実際に、日本を含めたアジア市場で、インドを除けば韓国市場への投資比重が最も高くなっています。インドの先月の外国人株式投資額は42億ドルに対し、韓国30億ドル、日本26億ドル、台湾20億ドルとなっています。

国際投信投資資金を比較しても、中長期投資家は新興市場やアジア市場における韓国の比重を元の状態にまで戻そうとしている傾向がうかがえるといいます。グローバル・ファンド調査機関のEPFR(イマージング・ポートフォリオ・ドットコム)の海外ミューチャルファンドのデータを見ても、グローバル新興市場ファンド内で韓国投資の比重が2006始め18.3% から、今年2月には8.9%まで落ち込みましたが、4月末には10.6%まで回復したということです。
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