地下鉄の乗車券の買い方(最新版)

5月から投入された無人乗車券販売機韓国の地下鉄は今が旬だと以前お書きしましたが、地下鉄に乗る時の乗車券の買い方についてお話します。ツアーではなく、一人や友達同士で自由に観光したいと言う人には必須情報です。実は乗車券の買い方が今年5月から大幅に変わり、これから韓国に来る人は絶対知っておいた方がいいお得な情報です。

乗車券には大きく三つありますが、海外からの観光客にとっては二つの乗車券があります。

一つは一回用乗車券、もう一つは交通カードです。もう一つの優待カードは老齢の人や国家功労者に対するものですが、これには韓国人が携帯している身分証明書が必要なので海外からの旅行者には関係ありません。

これらのカードは地下鉄の中に設置されている無人乗車券販売機で今年5月から買えるようになり、一回用乗車券もそれと同時に導入されました。昔は、磁気のチケットでしたがこれが一回用乗車券に変わったのです。この一回用乗車券の買い方を理解してないと、今後韓国に来られる人は混乱する可能性があるので、よく知っておく必要があります。

ここを見ると乗車券販売に関するいろいろな写真が見れます

一回用乗車券

一回用乗車券を購入するためには、無人乗車券販売機のタッチパネルから一回用乗車券の部分をタッチすると、行き先の駅名が出てきます。地図で確認したい場合には地下鉄の路線図も出るようになっています。なお、無人販売機は英語も使えますので、韓国語がわからない方でも簡単案英語が解れば何とかなります。

それで、駅名をタッチすると、そこまでの料金が出て行きますので、料金投入口からお金を入れるのですが、ここで重要なのは、一回用乗車券のカード料金500ウォンを追加で入れなければいけません。つまり、ここで払う料金は、行き先の駅までの料金+500ウォンです。

6歳から12歳までの子供は子供料金もありますので、それも画面にしたがって押していけばいいでしょう。

ここで損したと思わないでください。購入した乗車券を改札のところのタッチパネルにタッチさせ、降りる時にもタッチさせて降ります。この後、この一回用乗車券は必要なくなりますので、今度は、”保証金換金機”というのが、これもどこの駅にも置いてありますから、ここに使用済みの乗車券を入れると500ウォンが戻ってきます。”保証金換金機”というな名前がかえって理解を混乱させますが、深く考えずに、こういうことだとご理解くださいね。

磁気の乗車券は一枚に付き30ウォンぐらいかかり、これは使い捨てですから、それからするとかなり経済的なメリットがあるということです。

交通カード

次に交通カードというのがあります。交通カードは、一度に10000ウォンとかチャージして同じカードで何度も使えるものです。交通カードのいいところは、バスの乗車にも使用可能で、しかもバスから地下鉄、地下鉄からバスの乗り換えが、1時間以内で行われる場合、大幅な割引が可能です。更に、この優れているところは、ソウルしないだけでなく、全国のバスと地下鉄で同じように使えるから驚きです。

ですから、韓国を一人や友達と旅行する場合や、時々韓国に遊びに来ている人にとってはこの交通カードは必須の節約マシーンです。

まず、交通カードは、どこで販売しているかですが、地下鉄の窓口やコンビにで購入することができますから、外国人でも簡単な韓国語ができればだれでも購入できます。料金は2000ウォンぐらいです。

購入した交通カードを先の無人乗車券販売機の”交通カード”のパネルをタッチして払い込みたい料金をお好みに応じて3000ウォンとか、5000ウォンとか、10000ウォンとか投入すればチャージされます。それ以降の使い方は日本でもお馴染みなのでお分かりでしょう。

ということで、今後、韓国旅行される方は、乗車券の購入方法よく理解しておいてくださいね。









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新韓国50000ウォン紙幣に最新技術を採用

韓国銀行は23日発行された新5万ウォン札を発行するのに偽造を防ぐためのさまざまな技術を利用しており、また、それがいろいろな理由で話題になっています。

例えば、表から見て右側に縦に点線のようなものが入っていますが、ここは立体的に出来ている銀線があります。これは、偽造防止用のホログラムで、紙幣を縦に動かすとホログラムの中に書かれている沢山の太極旗が横に動き、紙幣を横に動かすと太極旗が縦に動くように作られています。
ここ押すと新韓国50000ウォン紙幣の映像が見えるよ

韓国銀行はこのホロブラムの動く効果を最大限上げるために、銀線に接着剤を使用していないので、銀線を紙と紙の間に挟みこむという方式を取っています。それで、この銀線と紙幣の間が開いているものがありますが、これを製作過程で起こった不良品じゃないかという人が、発行日から指摘する人がでました。

韓国銀行は、これに対して“スウェーデンのクローネとメキシコの1000ペソも同じ銀線が利用されているが問題になったことはないし、それが原因でATMの使用に問題が起こった事もない”と言っているそうです。まあ、確かに、紙幣の一部が糊付けが出来たないようにパカパカ開いているのは何となく落ち着かないですが、問題はないそうです。

表の右端の近くに灰色の縦の筋がありますが、これは紙幣に付着された特殊フィルムの帯で、見る角度によって上中下の三箇所の同じ場所に、韓国の地図、太極マーク、4卦(太極旗の周囲に4つあるマーク)がかわるがわる現れ、その間には“50000”が縦に書かれています。この帯には幾何学模様が入れてあり、ホログラム右側の端には小さい文字で“BANK OF KOREA 50000”が縦に刻まれており、左側の端には伝統的な格子模様が刻まれています。

また、表面の右側の上に書いてある10桁の番号は右側に行くほど字が大きくなるように作られています。過去の紙幣はこの数字が同じ大きさでした。表面の白い部分には、申師任堂の透かしが、右側の申師任堂と向かい合うような位置で入っており、この透かしの右下にも、別の技術を使った透かしで数字の“5”が入っています。

また、申師任堂の肖像や表面両側の中央には特殊ブロック印刷が施されて、触るとでこぼこした感触が感じられ、視覚障害者でも判別できるようになっています。

紫外線を当てると見えてくる葡萄面白いのは、紙幣を折り曲げて、上下の端を合わせると模様が繋がるように作られていて、これは左右でも同じで、表ばかりではなく裏も同じように出来ています。

更に、ここまでするのかと思うのが、赤外線を当てると申師任堂が書いた葡萄の絵が緑の蛍光色で現れ、その周りにも、赤、青、緑の短い実線が見えたり、表面の右下にある50000の数字の上の辺りには特殊スライドをあているとそこに数字の“50000”が見えるように作られています。

それから、虫眼鏡を使っても見えるか見えないかほどの小さな文字が表裏の何箇所かにブロック印刷と平板印刷で書き込まれています。

紙幣というのは、国家の最大の技術を総動員して作るものですから、そこの潜んでいる技術を知るのは面白いものです。韓国の紙幣もこれだけ、ごてごてくっつけたら、これをその通りに偽造するのは簡単に出来ないでしょうが、赤外線とか特殊フィルターを使わないと見えないようなものとか、肉眼で見ても見えないような文字は一般人も識別できないでしょうから、普通に利用するのにはあまり意味がないように思ったりもしますがね。

一度韓国に来たら、新50000ウォン札を手にして確認して見られたら良いでしょう。
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韓国で新50000ウォン紙幣が発行

5万ウォン札(表)新5万ウォン札(裏)
韓国では今まで1万ウォン紙幣が一番高額な紙幣でした。ですから1万円を両替すると1万ウォン札が10枚ぐらいもらえるのでお金が増えたような気分になった人も多いでしょう。しかし、一方では10万円を両替して財布に入れると1万ウォン札が100枚にもなり利用が不便でした。まあ、そういうときには10万ウォンの小切手にしてもらえばいいんですが、23日いよいよ50000ウォン紙幣の発行が開始されました。

新50000ウォン紙幣に載っている人物は朝鮮時代中期1500年代前半の女流画家“申師任堂(シンサイムダン)”です。日本では全く聞きなれない名前ですが、時期的にはジャングムより100年ほど後に活動していた人です。儒学者の李栗谷(リユルコク)の母で、李栗谷は5000ウォン札に描かれており、韓国儒教の開祖とも言える人です。師任堂は、本名でなく号、いわゆる俗称みたいなもので本名はわかっていません。

師任堂とは、古代中国周王朝の文王の母・太任を師として見習うと言う意味だそうですが、文王というのが紀元前11世紀周王朝の始祖で、儒家からは聖王と崇められる仁政を行なった人で、その文王の母を師とするということですから、申師任堂も儒教に心酔していた人で韓国では、良妻賢母の鑑と言われている人です。親子で紙幣に採用されるほどですから、大変なものです。

申師任堂がどのくらい良妻賢母だったかというと、7人の子供を教育し、3男の李栗谷が儒学者であり大政治家になり、他の息子と娘も芸術家として名を留めています。栗谷が書いた記録によると、“父は生計に無頓着であったために生活が苦しく、母はいつも質素で勤勉、節約を旨としていた”と言うことです。また、夫が科挙に合格するために勉強をさせようと10年間ソウルに行って勉強に専念するように彼を見送ったとも。

申師任堂は妻や母としてすばからしかったばかりではなく、当代を代表する詩人、画家、書画でもあり、当時彼女を評する者たちは“(当代一の画家)安堅の次を行く”と言われるほどでした。このように彼女が朝鮮王朝が要求する儒教的な女性像に留まることなく、独立した人間としての個を確立した女性でもあったということで現代でも高く評価され紙幣にも載ることになったわけです。

男性社会の中で評価された女性という点では、ジャングムと似ていますね。ジャングムも男性中心の朝鮮王朝の中で特別の待遇を受け、王お抱えの医者は王が死ぬとその責任を取らされて、殺されるのが慣例になっていた中、当時の中宗王が死んだ後も殺されないで高待遇を受けることが出来たと言いますからね。

申師任堂が、このように独立した女性になることが出来た理由として、申師任堂が一人娘として男女の差別がない中で教育を受け、また、彼女の母も一人娘として育ったことが朝鮮時代においても理想的な女性像として生きることが出来たのではないかという人もいます。
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